私がアル中妻になるまでの経緯3
付き合っていた、大好きな彼が、だんだん遠く感じて来たころ。
わたしは、彼なしでは生きていけないくらい
本当に愛していた。
彼が今そばに、いない事が辛くて寂しくて寂しくて
毎日泣いてどうしようもなかった。
電話もメールも、来なくなった。
たしか、メールで別れを告げれた気がするけど
別れたいきさつは、不思議とあまり覚えていない。
会えなくなって、しばらくして電話がきた。
これは!!よりを戻すのでは!??
と、なぜかフルメイク。笑笑
忘れ物があって、受け取りたいから近くまで持ってきて。とのこと。ドキドキ。
彼は、いつものように明るい可愛い笑顔だった。
すごくドキドキした。爽やかに、わざわざ持ってきてくれてサンキュ!
だって。
さっさと受け取って帰っていった。
わたしは……家に帰って、彼がいない部屋で、心が引き裂かれそうな気持ちになった。
呼吸がうまく出来ないから、泣くのも美しい泣き声ではない。おえつ?っていうのかな。笑
顔も金縛りにあったように、なんだか固まってしまって、でも涙は止まらない。
本当に、別れちゃったんだな。って、感じた瞬間だった。
そのあと、しばらくして
わたしはコンビニにビールを買いに行った。
2缶の、銀のロング缶。